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日本から考えるラテンアメリカとフェミニズム

1,650円

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編者:水口良樹 柳原恵 洲崎圭子 出版:中南米マガジン ーーーーーーーーーー 本書は、国際シンポジウム「日本から考えるラテンアメリカとフェミニズム」 (2024年8月3日開催、 ラテンアメリ力探訪200回記念企画実行委員会・立命館大学国際言語文化研究所ジェンダー研究会 共催)がもとになっています。 文学、哲学、政治学、文化人類学、地域研究といった各分野の専門家が、ラテンアメリカのフェミニズムシーンに関する書き下ろしコラムなど多数執筆。 さらに「資料集」として、文学、音楽、映画、書籍、Web論文の情報をまとめました。 「日本から / 日本語で」ラテンアメリカとフェミニズムを考えるという視座のもと編まれた本書は、 欧米に目が向きがちな日本のフェミニズムやジェンダー研究を異化する視点を提供してくれるでしょう。 家父長制とグローバルな新自由主義が結びつき、生活の不安定化が進むラテンアメリカ。 でも、それらに立ち向かうラテンアメリカ発の力強いフェミニズムの思想や活動は、日本の私たちにとって大きな示唆を与えてくれる可能性を秘めています。 <編者> 水口良樹 (ペルー音楽研究者・大学非常勤講師)、洲崎圭子 (お茶の水女子大学グローバルリーダーシップ研究所研究協力員)、柳原恵 (立命館大学産業社会学部准教授・お茶の水女子大学ジェンダード・イノベーション研究所准教授) <執筆担当者> カリーナ・アウマーダ・パイラウエケ (社会学者・プダウエル地区先住民事務所コーディネーター)、浅倉寛子 (メキシコ社会人類学高等研究所メキシコシティ支部教授)、岩間香純(アーティスト・翻訳家)、上村淳志(高崎経済大学経済学部ほか非常勤講師)、江口佳子(常葉大学外国語学部教授)、海老原弘子(アナキズム愛好家・イベリア書店事務員)、加藤里織 (神奈川大学非文字資料研究センター客員研究員)、柴田修子 (同志社大学グローバル地域文化学部准教授)、鋤柄史子 (メキシコ、チアパス先住民の文芸と翻訳実践研究者)、高際裕哉 (獨協大学ほか非常勤講師)、中村達 (千葉工業大学助教)、新谷和輝 (ラテンアメリカ映画研究者)、馬場香織 (北海道大学大学院法学研究科准教授)、土方美雄 (フリーライター、ラテンアメリカ探訪代表世話人、古代アメリカ学会会員)、廣瀬純 (龍谷大学教員)、藤田護 (アンデス・オーラルヒストリー工房外部協力メンバー・慶應義塾大学環境情報学部専任講師)、細谷広美 (文化人類学者、成蹊大学文学部教授)、三浦航太 (日本貿易振興機構アジア経済研究所地域研究センターラテンアメリカ研究グループ研究員)、吉原令子 (日本大学教員) <翻訳> 三島玲子 (スペイン語通訳者) <資料作成協力者> 伊藤嘉章 (音楽ライター)、見田悠子 (翻訳家・スペイン語文学研究者・大学講師) <目次>  ●日本からラテンアメリカとフェミニズムを考えるとはどういうことか  ●ラテンアメリカ文学、フェミニズム、そしてマチスモ  ●プダウエル区(チリ、サンティアゴ)におけるマプーチェ・フェミニズムの出現に関する考察  ●フェミニズムにおけるアートとアクティズム  ●採掘主義について  ●ラテンアメリカをまなざし、私たち自身をひきうけること  ●記念寄稿 これまでと、これから:ラテンアメリカ探訪通算200回 <コラム> 女性解放とアナキズム ブラジル現代女性文学:「語りの場所」 を広げる女性たちの歩み ペルーの紙幣と女性たち:ジェンダーとインターセクショナリティ メキシコにおける女性の政治参画 「楽土」の影:伝統と進歩の狭間で生きるブラジル日系移民女性の現実 カリビアン・フェミニズムを繋ぐ「エロティック」 スポーツにおける男性同性愛嫌悪:サッカー・メキシコ代表の応援と国際サッカー連盟(FIFA)の制裁 ラテンアメリカの有償家事労働者事情 ボリビアの先住民女性の声とフェミニズム 女性の身体と詩とバイリンガル マリチュイ:大統領選に挑戦した先住民女性 チカーナ・フェミニスト グロリア・アンサルドゥーア 武装解除の美学:メキシコの女性映画コレクティブ 生きることを歌う、生きるために歌う:女性解放を歌う手法 モンセラート・サゴによる中米の現在とフェミニズム チリ・女子大学生が引き起こした「フェミニズムの津波」 チリにおける変革のうねりとフェミニズム運動 <ラテンアメリカのフェミニズムとより深く出会う入口となる資料集> 文学 ●その他文献 ●音楽 ●映画 ●インターネットで読める論文記事 ーーーーーーーーーー 2025年3月31日発行/A5判並製/160ページ

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